税理士の働き方
広がる勤務形態
税理士は、税務代行などの独占業務に代表されるように、税務・会計のプロフェッショナルです。
合格者の多くがが独立開業しているため、税理士会登録=個人事務所設立というイメージがありますが、近年では、企業内、税理士法人の設立も認められ、
より大きな組織で活躍する税理士も増えてきました。
また、仕事内容も税務書類業務だけでなく、税務・会計の専門家として、より高度な知識を基に、企業から経営指導や経営戦略の相談役など、
コンサルタントとしての業務も求められています。
独立開業
税理士の約8割が独立開業していると言われています。
仕事内容や収入、やりがいも自分次第です。
勤務税理士
税理士事務所や公認会計士事務所、法律事務所などに所属することになります。
単独業務のほか、チームで1つの仕事に取り組み、その中で税理士としての仕事をするケースもあります。
企業内税理士
銀行・証券・保険といった金融業界を始め、一般企業の財務部門に所属し、税務に関する業務に携わります。
企業のM&A(買収・合併)に関わる事もあります。
また企業内の財政・経営状態を把握している税理士には、経営戦略のコンサルタントとしての活躍の場もあります。
企業のパートナーとして、相談相手として、今後さらに重要視されていく職域です。
国際税務
日本企業の海外進出、外資系企業の国内参入など、ビジネス社会の国際化は進む一方です。
国内外の税法を把握し、国際税務に携われる人材のニーズは、年々高まってきています。
会計参与
会計参与とは、取締役と共同して書類を作成する株式会社の機関です。
過大な負担なく決算書の信頼性を高めるために、税理士や公認会計士等を中小会社の 機関に組み入れ、決算書を作成させるというものです。